誤解があるかも？街金とは
お金が必要になった時、たすけてくれそうだなとイメージできるところはどこですか？
一般的には銀行・消費者金融だと思います。
ですが、当時の私はすでに銀行も消費者金融もすでにお世話になっていたんです。
残された選択肢は一つ。ヤミ金・・・なわけありません。ヤミ金以外にお金を貸してくれるところを必死に探しました。ヤミ金の怖さはさすがに知っていましたから…（⇒【まとめ】おまとめローン詐欺・闇金に関すること5選）
そこでみつけたのが規模がめちゃくちゃ小さい消費者金融、通称「街金」です。
ヤミ金だけには引っかかるわけにはいかないので、まずは街金とヤミ金の違いを調べてみました。
どうやら街金自体は危険なところではないようです。
街金は小さな消費者金融なんです。街金やCMをしているような大手の消費者金融は実は一緒の類いで、規模の大きさでサラ金・街金と呼ばれているようです。
ですが街金を装って営業しているヤミ金もあるため、街金＝ヤミ金＝危険というイメージがいまだに残っているようです。
僕自身も、お金を借りる前までは大手の消費者金融であるプロミス、アコム、アイフル以外の会社はヤミ金と思っていたのでこれは驚きでした。企業にも大小があるように、消費者金融にも大小あり、小さい規模で営業しているのが「街金」と呼ばれる類だとわかりました。
つまり街金はヤミ金ではなく消費者金融なので、フィクションの世界でよく見る暴力的な取り立てや追い込みはないようです。もし支払いが遅れても取り立ては催促状を送るだけ。
街金も大手の消費者金融がやっているようなことをしているんですね。これは安心です。
ということは消費者金融とヤミ金の違いをおさえておけば、ヤミ金に引っかかることはなさそうです。ヤミ金と消費者金融の違いについてさらに調べていきました。
闇金と街金の違い
ヤミ金と消費者金融を見分けるのはかなり明確な基準がありました。
それは「法律を守っているかどうか」「法律的に許可をもらった会社かどうか」この2点です。
この法律で認められているかどうかはすぐにわかるようです。それは「営業許可証」があるかどうかだけ。
法律で認められた消費者金融はお店のわかりやすい場所にそれがおいてあるので一目瞭然なんだそうです。
ということは店舗がない業者は消費者金融ではなくヤミ金といっても過言ではないのでしょう。
しかし、これではわざわざ店舗にいかないと判別ができません。もっと簡単に「法律的に許可をもらっているかどうか」を判別する方法はないのでしょうか。
実はもっと簡単な方法がありました。登録番号とやらが会社ごとに振り分けられていて、それをネットで確認できるようなのです。
法律的に認められているのであれば登録番号があり、それをネットで検索すると国が管理するサイトで会社名がでてくる。
それを照らしあわせて間違いがなければ、その会社は消費者金融であることが確定になるのです。
こんなに簡単に分かる方法があったとは・・。
さっそくどこに申し込むか決めるために街金のホームページを巡回していきます。
めぼしいサイトが、いくつか見つかります。そのホームページをみると登録番号が書いてあります。
その番号を検索すると、国が管理するサイトにたどり着き、会社名が書いてありました。
ここはちゃんとした消費者金融のようです。ですが、検索をすすめていくと、ホームページに登録番号がない会社や別の会社の登録番号を掲載している会社が。これらがヤミ金なんですね・・。
あぶないあぶない。普通に検索一覧にでてくるのにヤミ金なんてすごい話です。
【ダメ！全体！闇金の手口に注意】
街金は時間がかかる
当時、お金に困っていた僕は大手消費者金融に手を出し、それでは足りなくなったため街金を探すしかなくなりました。闇金から借りることは絶対にしたくなかったので、できることは徹底的に調べ、借りようとしている街金が許可を取って営業しているか調べました。
その後登録番号に問題がなく、借入条件もよさそうな会社にさっそく申し込んでみました。
返事はなんと3日後。先にヤミ金ではないという裏付けはとっておいたものの、大手の消費者金融にくらべて遅すぎです。
返信があまりにも遅いので、「もしかしてヤミ金に個人情報だけ引っこ抜かれたか…」と震え上がっていたんですから。
3日後に来たメールを見て本当に安心しました。きちんと「大変お待たせして申し訳ありません」と最初に書かれていたんです。こんななにげない一文でも安心できるので、ちゃんと配慮してくれているんだなと感じられました。どうやら街金は大手の消費者金融にくらべて人員の問題なのか、審査のノウハウの問題なのか、かなり時間がかかってしまうようです。
メールの内容は「結果については折り返し連絡します」とのこと。
そして、待つこと2日。これも大手の消費者金融とくらべると遅すぎです。あちらなら5分後くらいには電話がきます。
電話にでると、本当は関西弁であるのを必死で隠しながら標準語を話していることがすぐにわかるような女性が、「審査の結果、2万円の融資なら可能です。いかがなさいますか？」正直、「少なッ」と思いましたよ。こっちはもう1週間近く待ったんです。そのわりには金額もなんだか中途半端ですし・・。でもないよりマシか思い、頼みました。
その後、メールで送られてきた契約書を印刷して、記入。
内容は住所などを記入するだけのあっさりとしたもの。それをFAXで送付します。
無人契約機での契約になれていたので新鮮でした。しかしまあいろいろと手間と時間がかかる。
実際に振り込みされたのはFAXしてから3日後です。確かホームページには即日融資も可と書いてあった気が・・・。申し込んでから実際にお金が手元にくるまで10日間くらいは見ておかなければならないようです。街金自体は時間と手間がかかりますが、なにも怖いことはありませんでした。
どうしても入り用だというときは頼りにしても大丈夫だと思います。
ただし、街金をよそおってネットに堂々と掲載しているヤミ金もあるので、注意してください。