「数打ちゃ当たるだろう」
このようにキャッシングの審査に、次から次へと申しこんでしまう方もいるでしょう。
しかし、これはまったくもっておすすめできません。
短期間に複数の業者に申込んだことが原因で、
審査が不利になってしまうこともあるんですよ。
なにを隠そうこの僕がそうでした。
そんな僕のキャッシング失敗談になります。
■僕がキャッシングに申込んだきっかけ
僕がキャッシングしようと思った理由は車の購入資金です。
当時、免許を取ったばかりの私は、
早く自分の車が欲しい気持ちでいっぱいでした。
実家には車がありましたが、生活臭あふれる、
ファミリーカーという感じでしたので、どうにも嫌でした。
そんなとき知り合いから「車を買わないか?」という相談を受けたのです。
状態も悪くなさそうでしたし、私は交渉して、
40万円でゆずってもらうことにしました。
ただ、個人間の売買ですから、車屋のようにローンを組むことができません。
支払いは現金一括になります。
当時はフリーターでしたので、ろくに貯金もありません。
10万円は用意できましたが、残りの30万円は無理でした。
そこでキャッシングを利用することにしたんですね。
■はじめは銀行系カードローンに申込む
はじめは銀行系カードローンに申込みました。
申込んだのは、三井住友銀行とみずほ銀行、
りそな銀行のカードローンです。
銀行系カードローンを選んだ理由は金利が低かったからです。
消費者金融系はどこも18%が相場でしたが、銀行系はほとんど15%以下でした。
金利は低ければ低いほどいいので、銀行系を選んだんですね。
しかし、すべて審査落ち・・・・・・。
合計3社に申込みましたが「残念ですが今回の融資は見送らせてもらいます」
とすべての業者で断られてしまいました。
フリーターの僕には審査の厳しい銀行系は無謀だったのかもしれません。。。
■銀行系がダメならと消費者金融系にも申込む
銀行系3社に審査落ちしたとこで、消費者金融に借入れ先を変えました。
「審査が甘いと噂の消費者金融系なら・・・・・・」という思いがあったのです。
選んだ業者は大手のプロミスでした。
しかし、ここでもまた審査落ちになってしまったのです。
キャッシングの申込みって、けっこう入力項目が多く、大変なんですよね。
そのうえ、審査落ちになると精神的にダメージが大きいです。
審査に通らなかった理由も教えてくれませんし、
「なぜだ?」とイライラが積もっていくばかりでした。
■数打ちゃ当たるとかたっぱしから申込んでしまう
ここまでで、銀行系と消費者金融系あわせて4社に審査落ちしたことになります。
それでも車が欲しく、あきらめきれませんでした。
なんとか借入れを成功されようと、「数打ちゃ当たるだろう」と
大手の消費者金融にかったぱしから申込みました。
しかし、これが間違いだったのです。
このときは知りませんでしたが、僕は「申込みブラック」という状態になっていたんですね。
これが原因だったのでしょう。
またすべての業者の審査に落ちてしまいました。
■結局は自分で自分の首を絞めていた
「業者のHPには、フリーターでもOKと書いてあるじゃないか!
それなのになんで審査に通らないんだよ!!!」
僕は納得ができずにキャッシングの審査について、いろいろ調べてみました。
そこで「申込みブラック」というものを知ったのです。
申込みブラックとは、短期間に複数の業者に申込んでしまい
審査に通らなくなってしまう状態だそうです。
キャッシングに申込んだという事実は、信用情報機関に記録されるんですね。
業者は信用情報機関を必ずチェックしていますので、
多数の申し込みをしているということが分ってしまうわけです。
短期間に申込みの数が多いと、「複数の業者で審査に落ちている=問題がある」と、
警戒されてしまうんだそうです。
僕は3日で10社近く申込んでしまったため、この申込みブラックになっていた可能性があります。
自分で借入れを困難にしていた可能性があるんですね。
■最後にひとこと
キャッシングはネットから、かんたんに申込めてしまいます。
審査落ちしても、数打ちゃ当たると手当たり次第に申込んでしまえるんですね。
しかし、今回の僕のように短期間にたくさんの業者に申込んでしまうと、
業者に警戒されて借入れが困難になってしまうかもしれません。
結局、僕はどこの業者でも借入れはできずに、
車代の30万円は両親に頭を下げて貸してもらはめになりました。
こうしたことから、短期間に多数の業者に申込むのはおすすめできないですね。
10社以上に申し込んだ男の情報 | |
性別 年齢 職業 毎月の収入 年収 申し込んだ年 |
男 28歳 フリーター 約14万円 約170万円 2013年 |
<キャッシング失敗談>