「借金なんてすぐ返済できる!」
当時の私はこんな軽い気持ちでキャッシングをくり返していました。
それがあんなことになるなんて・・・・・・。
今回はそんな私のキャッシング失敗談になります。
■パチスロで食っていこうという甘い夢
当時の私はパチスロにハマッていました。
バイトが終わるとすぐにパチンコ店に直行、
バイトのない日は開店前から、並んで夕方まで打つという生活でした。
「俺はこれで食っていくんだ!」とバカな夢を見ていたんですね。
おかげでバイト代のほとんどはパチスロ代へと消えていきました。
たまには勝つこともありましたが、トータルでは負けていました。
このたまに勝つというのが曲者で、パチスロで食っていくという
甘い夢から覚めることを邪魔していたのです。
パチンコ店は客を生かさず殺さずにすると言いますが、
まったくその通りでした。
今から思えば、私はパチンコ店のよいカモだったんですね。
■パチスロ代のためキャッシングするようになる
バイト代のほとんどをパチスロにつぎ込んでいましので、
次第に生活するのもキツクなってきました。
そこで手を出したのがキャッシングだったのです。
ちょうどよく、パチスロ店のとなりにアコムの店舗があったため、
そこで借入れしてしまったのです。
借入れは驚くほどかんたんでした。
申込みから2時間もしないうちに借入れすることができたと思います。
消費者金融って怖いイメージがありましたが、
店内の雰囲気もよく、まるで銀行のような感じだったと記録しています。
担当者の対応もよくて、消費者金融のイメージがガラっと変わりましたね。
■限度額に達すると新たな業者で借入れ
キャッシングの手軽さを知ってしまった私は、もはや歯止めがきかない状態でした。
限度額に達して借入れができなくなると、
新たな業者で借入れするようになったのです。
そうして「勝てばすぐに返済できる!」と、
よりパチスロにのめり込むようになっていきました。
そんな私を見た友人たちも次第に距離をおきはじめ、
当時付きあっていた彼女にいったては、私のもとを離れていきました。
そのような状況になっても、私はパチスロを止めることはできませんでした。
今まで損した分を取り返したいという思いと、
借金返済のために一刻も早く、勝たなければいけないという思いがあったからです。
しかし、そんな私の思いを無視するかのように、負けが込んでいきました。
そうしてまた、新たな業者で借入れをするというパターンを繰り返していたのです。
■借入れ額が膨らみ返済不能になってしまう
当時は総量規制もない時代でした。
そのため、年収の1/3を超えての借入れもできたのです。
また、グレーゾーン金利もまかり通っていた時代ですので。
金利25%、28%なんてのも普通でした。
高い金利もそうですが、総量規制がないのは痛かったですね。
当時の私の年収はアルバイトでしたので150万円ほど。
それなのに借入額は200万円にもなっていたのです。
あきらかに私の返済能力を超えており、当然、返済不能になってしまいました。
さすがにこの状態になると、どの業者も融資してくれなくなり、
もうどうにもならなくなってしまったんですね。
■両親に頭を下げ、お金を工面してもらう
自力での返済ができなくなってしまった私は、
両親に泣きつくしかありませんでした。
生まれてはじめて両親に土下座をしたと思います。
両親は激怒しましたが、最後には返済に強力してくれました。
こうして両親の強力を得て、なんとか返済する当てができたのです。
■最後にひとこと
キャッシングってとても手軽な反面、
使い方を誤るととんでもないことになります。
今回の私がいい例でしょう。
私のようにギャンブルのために借入れするなんて、もっての他です。
しかも返済のためにまた、借入れをしてしまうことを繰り返すと、
永遠に抜けだせない借金地獄におちいってしまいます。
現在は完済しましたが両親には半分勘当され、
友達もほとんどいなくなってしまいました。
自分の責任とはいえ、「なんてバカなことをしたんだろう」
と激しく後悔していますね。
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