自営業で借りるなら【SMBCモビット】審査に必要な条件、書類を徹底紹介

2016/5/16 2018/10/18 SMBCモビット

自営業は借入が難しい

金融業者から借入をする際、職業によって審査が変わります。
もっとも借入をしやすいのは安定した収入のある公務員だといわれていますが、逆にもっとも審査通過が厳しいといわれているのが自営業と分類される人たちです。
自営業というくくりは、厳密にいえば企業に属さずフリーランスとして働いている人のことを言いますが、フリーランスという言い方よりも企業として体裁がある人たちのことを呼ぶでしょう。

では、なぜ自営業の方は借入が難しいとされているのか？
一つは、審査の際に必ず重視されるのが「安定した収入」という面です。
安定しているという部分に重きを置いており、安定とは離れた自営業という職業を、金融業者はあまり良くは思っていないでしょう。
自営業の方は、企業に所属していたら収入を得られるサラリーマンなどとは違い、自分の成績がそのまま所得になります。
儲かればいいですが、苦しい時期であってもそれがすべて自分に跳ね返ってきてしまいます。
明日収入がゼロになる可能性もゼロではありません。
そういった安定しない経済状況を金融業者は嫌うのです。
収入が安定しない＝いつ返済が滞るかわからない
ということに直結しています。

そして二つめに、「借入金の使い道」です。
自営業を担っていて、借入を希望するということ自体が、事業がうまくいっていないものと捉えられてしまいます。
また、銀行での事業融資ではないので、事業資金として使うことができません。
そのため、「じぶんのほしい物やしたいことに使うお金」が必要ということになり、それが借入の理由であるのはあまり良くありません。
貸す側であれば、返ってくるか心配な相手には貸したいとは思いませんよね。

⇒【自営業の方へ】銀行活用法「当座貸越」が便利なワケ

SMBCモビットで自営業者が借入をする際に必要なもの

次に、借入をする際に必要なものを紹介していきます。
SMBCモビットだけではなく、どの金融業者も自営業者の審査は厳しくなる傾向があります。
通常の安定した収入（企業に勤めていて、給与として出る所得を得ている者）を得ている人よりも、自営業者で安定しない収入の者に対して審査は厳しくなります。
それは金融業者が安定を求めているためです。
重要なのは、収入の額よりも、確実性です。
ちゃんと収入があること、そして安定しているということを証明する必要があります。
必要なもの・条件を2点紹介します。

●　営業成績証明書（営業状況確認書）

自営業の方が高額な借入を希望する場合は、所得証明書ではなくこれが必要になります。
この書類の提出が必須だと思ってください。
営業成績の過去3年分は必要です。
この書類は具体的にどういったものかというと、現在どの程度事業利益が出ていて、これからどうしていくといったことを記入しなくてはいけません。
資金・経費・事業利益、さらに事業の計画、借入資金の洋と、返済までの流れを説明しなくてはいけません。
自営業者の場合、これをクリアしなくてはならないので、面倒に感じてしまうかもしれませんが、モビットの場合は簡単な方です。
自営業者はSMBCモビットでの借入が比較的楽なので、オススメなのです。

●　2～3倍は所得がなければならない

では、具体的にどのくらいの所得や利益が出ていなければならないかというと、希望額の最低でも2～3倍の純利益が必要です。
もちろん、黒字であることは大前提です。
赤字ですと、まず借入をすることはできません。

例えば、100万円の借入が希望な場合、過去の業績で収入（純利益）が最低200～300万円は必要になります。
最低でも2倍、理想的なのは3倍の業績を証明する必要があります。

そして、自営業者の場合は特に返済の延滞や滞納に厳しくなります。
過去にあった場合は、審査が余計に厳しくなると考えてください。

番外編：起業して間もない自営業者は借入できるの？

自営業者が所得を証明するのは、過去3年間の事業成績を証明する必要があります。
しかし、企業したばかりで過去の経営状況がない場合、どういった扱いになるのか？
結論から言ってしまえば、基本的に事業を始めて間もなくである場合、高額な借入は行えないことが多いです。
また、自営業といっても、従業員が一人いて細々とやっているもの、大きな事務所を構えたくさん人を雇い、さまざまな事業展開をしているのもすべて自営業というくくりでは同じです。
しかし、違うのは事業成績です。
自営業の方が信頼されるためには、事業成績しかないのです。
起業してすぐだと、事業成績がないのは当然です。
コツコツ事業成績を積み重ねていくしか、ほぼ方法はないでしょう。