私が利用した「バンクイック」というカードローンサービス。
一言で言えば、非常に便利で心強い味方です。
金利の面も高くはなく、人気商品となっていることも頷けます。
さて、そんなバンクイックですが…実は私も利用したことがあります。
今回は、その利用に至った経緯と、何に利用したいのか?を体験談としてお伝えしていきます。
■名も知らない自動融資型のサービスに入る
初めてカードローンサービスの契約をしたのは、勧誘からでした。
某大手銀行の口座を持っている私ですが、その口座を持っている人間に対して勧誘をしているようでした。
具体的な内容は、口座引落のときに残高不足だった場合、自動融資を行ってくれるというもの。
当時、私は深く考えず、断る理由もないため、そのサービスを受け入れることにしました。
融資額は50万円と、初めての割には高い額でした。
ともあれ、業者側からの勧誘だったため、審査も既に通っていると言っても過言ではなかったため、直ぐにサービスが開始されました。
しかし、正直なところ、暫くはこのカードローンを利用することはありませんでした。
そもそも、そんなサービスがあることすら忘れていたほどです。
そして転機が訪れます…。
■初めて利用したのは「車のローン」の引き落とし
転機は、車のローンの支払いでした。
当時、乗っていた車のローンはボーナス払いも含めており、7月10日と12月10日に20万円の支払いをしていました。
しかし、肝心のボーナスは…7月15日と12月15日とズレていたため、口座にお金を用意していませんでした。
結果、自動融資が行われ、そのときは事なきを得たわけです。
しかし、私は、この状況を全く理解していませんでした。
普通に車のローンの支払い日を忘れていただけではなく、自動融資があったことすら認知していなかったのです。
それが2回続き、計40万円の自動融資を知らぬ間に利用していたという愚行を…。
結果、3回目のボーナス払いのとき、引き落としができないという連絡が来て、初めて、この状況を理解したのです。
そもそも気付くタイミングは毎月ありました。
それが月々の支払いです。
毎月15日が返済日だったため、このときに1万円減っていきます。
しかし、私は通帳記入をしない人間だったため、特に気付くことができませんでした。
さらに、当時からお金の使い方が荒かったため、直ぐにボーナスも給与も全て使ってしまう癖がありました。
これもあり、毎月1万円ずつ減っていても「あれ?何かに使ったのかな?」と感じるだけで、全く深く考えなかったことも、気付かなかった大きな要因でした。
これが、私の初めてのカードローンの利用でした。
■とある日に「バンクイックに乗り換えないか?」と勧誘を受ける
さて、本来であれば「50万円も借金を知らぬ間にしていた!」と焦るところですが…実は、焦ることもなく「まぁいっか」と返済に力を入れるでもなく毎月1万円の支払いをしていただけでした。
そんなある日、三菱東京UFJ銀行のカードローンの担当者から「バンクイックにしないか?」という勧誘を受けました。
「金利が下がるため、利息が少なくなるからお得ですよ」と。
私には損がなかったため、二つ返事でOKをし、晴れてバンクイック利用者となったわけです。
これが、バンクイックを利用した経緯になります。
■一度使い始めたら便利過ぎて…自分のお金のように利用してしまう
これもまたお恥ずかしい話なのですが、バンクイックの勧誘があるまで、また自動融資型のカードローンを利用していることをすっかりと忘れていました。
ともあれ、バンクイックにしたときも「50万円」までの借入が可能な状態で契約をしました。
そして、以前の自動融資型のカードローンを完済させるために、総額30万円ほどを利用。
つまり20万円ほど使えるお金が増えることになりました。
「使えるお金が増えた」という表現…今は非常に違和感を覚える表現となっていますが、当時は、そんな感覚だったのです。
ストレートに言えば「借金をしている感覚は全くなく20万円も使えるお金がある」という感覚でした。
今では、全くこんな感覚ではなく、後30万円を早く返済しなければ…と感じます。
さて、20万円の臨時収入があったと錯覚している私は、湯水の如く、このお金をあっという間に使いきってしまいます。
理由は「ギャンブル」。
当時、パチスロにハマっていた私は、毎日のようにパチンコ店に通っていました。
土日は早朝(ヒドい時は前日の夜から並んでいたほど)から並び、よい設定の台を取るべく頑張っていたわけです。
そのときは、ハイリスク・ハイリターンの時代だったため、あっという間にお金が消えていってしまう状況。
20万円というお金はいつの間にか消えてしまうわけです。
結果、直ぐに50万円の借金を抱えることになり、改めて地道に返済をし始めました。
今では、完済し平々凡々と過ごしていますが、この便利さは本当に「恐ろしい」と感じています。
それほど、自分の口座から自分のお金を出している感覚になってしまうため、利用している方は今一度「借りている」という感覚を思い出して欲しいと思います。