キャッシングには利息がかかりますよね。
これは誰もが理解していることです。
しかし、実際にどれくらいかかるのかを借入れするときに、
詳細に計算する人は意外と多くないようです。
なにを隠そう私がそのひとりでした。
そんな私のキャッシング失敗談になります。
■30万円もの課金が原因でキャッシングすることに
キャッシングした理由はスマホゲームの課金でした。
とあるゲームに熱中しており、毎日のように課金していたんですね。
1回1回は数百円と小額でしたので甘くみていました。
気づいたときには30万円にもなっていたのです。
それに追い討ちをかけるかのようにゲームがサービスを終了。
スマホゲームの宿命ですが、課金した30万円がすべて無駄になってしまいました。
「なにやってるんだろ俺・・・・・・」とようやくここにきて、
自分が今までバカなことをしていたと、気づいたのです。
とはいえ、30万円近い課金料を電話代として支払わないといけません。
しかし、30万円は自力ではキツすぎる額でした。
そこでキャッシングをすることにしたのです。
■借入れは大手の消費者金融で
借入れはアコムでおこないました。
とくに理由もなく、CMや電車の中吊り広告でよく見かけ、
身近だというだけで大手消費者金融のアコムにしました。
これが後から考えると間違いだったわけですが。。。
審査にはすんなり通ることができ、
30万円を融資してもらえることになりました。
金利は18%でした。
返済回数は47回で月々の返済額は9.000円ほどでしたので、
それほど大きな負担にはなりませんでした。
この時点ではとくになんの不満もありませんでしたね。
■いっこうに減ることのない残高
最初は不満がありませんでした、徐々に気になることがでてきました。
それは残高がいっこうに減らないことです。
返済回数が47回ですのであたり前ですが、それにしても、
「残高の減りが遅いな・・・・・・」と気になってきたのでした。
ここではじめて利息の重要性に気がついたのです。
利息を計算してみると、なんと利息だけで117,000円もとられることが分りました。
借入れしたのは30万円でしたが、実際に返済するのは417,000円になるんですね。
月々支払っている9.000円の返済額には利息が含まれています。
これでは残高がなかなか減らないわけです。
■近所の労働金庫にもカードローンがあることに気づく
消費者金融は利息が高いというのを知っていましたが、
実際に借入れしてみて身を持って知ることができました。
「これではいつ返済が終わるか分らない」と思った私は、
もっと金利の低いローンでおまとめできないかと考えたのです。
いろいろ調べてみた結果、カードローンは消費者金融系や銀行以外にも、
信用金庫や信用組合、労働金庫にもあることを知りました。
そのなかでも金利が安かったのが労働金庫でした。
労働金庫の金利は10%があたり前。
近所の労働金庫にいったては9%でした。
そこで、その労働金庫に申し込むことにしたのです。
■労働金庫の申込みはこんな感じでした
労働金庫の申込みは消費者金融系とは違い、ちょっとめんどうでした。
まず、ネットでは申込めず、来店する必要があったのです。
「カードローンを申込みたい」と窓口に伝えると、
応接室のようなとこに案内され、担当者との面接がありました。
カードの利用目的を聞かれたので「今ある借入れから乗り換えたい」
と、正直に話しました。
その後、審査結果が分るまでに1週間ほどかかったと記憶しています。
審査には無事通過することができましたが、
カードが郵送されてくるまで2週間ほどかかりました。
ですので、実際に借入れできるまで3週間かかったことになります。
それでも金利が9%になりましたので、利息も大幅に減らすことができ、
返済期間も随分短縮することができました。
■キャッシング体験者より最後に
キャッシングするときって「早く借りたい!」という気持ちばかりで、
金利などの条件を見逃しがちになってしまいます。
しかし、キャッシングするときは金利がすごく重要です。
金利が高いところで借入れしてしまうと、
私のように「なかなか返済が終わらない」という状況になってしまいます。
もちろん、金利が高い消費者金融にも、すぐに借入れできる等のメリットはあります。
ですが私のように身近という利用だけで利用してしまうと、
失敗してしまうでしょう。
今回のことで身を持って理解することができました。
⇒【金利の総復習】そもそも金利とは?利子・利息・の違い、実質年率って?
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