カードローンの返済が遅れたらどうなる?延滞を徹底解説

消費者金融でお金を借りたら絶対に守らなくてはいけないルールがあります。
この時点で分からないと非常に不味いお金の借り方をしています。
お金を借りたら何をすべきか?小学生レベルの問題です。返済です。
借りたものは貰ったわけではありませんから、返さなければいけません。
返済義務が生じます。

しかし、人間はいつ何が起こるかわかりません。
青信号で横断歩道を渡っていても車やバイクが突っ込んでくる恐ろしい時代です。
この様な事に巻き込まれる事が絶対にないとは誰も言い切る事は出来ないのです。

【体験談から導く】どうしても返済できないときの業者への連絡

◆日常にはトラブルが付きもの

カードローンはお得で便利な存在ですが、キャッシングである以上、毎月やってくる返済日からは逃れられません。その日までに契約で決められた額を返済しなければならないのは当然ですが、日常にトラブルは付きものです。

 

当てにしていた収入が入らなかったり、怪我や病気で急な出費が発生してしまい、お金が用意できないこともあるでしょう。もし返済できなかったらどうなるか、ご存知でしょうか。

 

ここでは戒めの為にもそのペナルティーについての詳細を、そして万が一にも延滞してしまった時はどんな対応が必要かなど、詳しく解説していきましょう。

◆契約違反に課せられる、厳しいペナルティー

返済忘れ、お金不足、どんな理由であったとしても、期日までに返済できなかった場合は、延滞として扱われてしまいます。

契約は口約束ではありません。事故にでも遭って入院し、連絡すらできなかったなど、本当に特殊な事情でもない限り、違反者には厳しいペナルティーが待っています。

金融機関によって細かく対応は違いますが、まず共通して行われる措置として、以下の2つがあります。

・金融事故情報が記録される

個人信用情報機関は、返済、完済なと個人の返済状況を細かく記録しています。返済が間に合わなかった場合は、そこに延滞という記録が残ることになります。この記録はローン審査では必ず見られるので、一度でも延滞してしまうと、その後のキャッシングが非常に不利になってしまいます。

これが、いわゆる「ブラックリスト入り」と言われる状態ですね。(⇒ブラックに関するまとめ

個人信用情報機関の記録は5年ほど残り、例えそのローンを完済しても消えませんので、後々にまで影響する重いペナルティーと言えるでしょう。

・遅延損害金が発生する

月々の通常の返済とは別に、「遅延損害金」と呼ばれる、延滞したことによる罰金が課せられます。

金額は元本に一定の利率をかけ、延滞日数分の日割りした額となります。利率はそのプランの上限金利より少し上に設定していることが多く、放っておくと大変な額になるので気を付けてください。

具体的な計算式と共に、一例として以下のケースを計算してみましょう。

・アイフルで借入残高100万円、30日延滞した場合

計算式:借入残高×遅延損害金利率÷365(日)×延滞日数

上記例の遅延損害金:100万円×20.0%÷365×30 = 16,438

 

このケースの場合、1ヶ月延滞するだけで16,438円も追加で支払わなくてはなりません。頻繁に延滞などしてしまったらと考えると、ゾッとするような金額になりますよね。

もし遅延損害金が発生してしまったら、とにかく早く返済することを心がけましょう。

◆悪質延滞者には法的措置が取られることも

延滞を何度も繰り返すなどの悪質債務者の場合、ペナルティーは遅延損害金だけではすまなくなってきます。最初は督促状が送られてくるところから始まり、電話催促など、金融機関の対応は、段階的に厳しくなっていくでしょう。

以下は、想定される金融機関の対応です。参考までにご覧になってみてください。

・督促状や電話で催促される

延滞を何度も繰り返す、あるいは一度行った延滞を放置するなどすると、金融機関から督促状や電話での連絡が届きます。

予告なく連絡があるので、家族に知られる可能性も出てきます。

・追加融資の停止、更には契約破棄

返済が滞りがちな債務者に対し、それ以上の融資をストップすることがあります。軽度な延滞であれば、返済後再び融資を受けられることもありますが、そのまま強制的に解約させられるケースもあります。

もちろん解約になった場合でも、支払い義務はあるので注意しましょう。

・一括請求、差し押さえ

再三の督促にも応じない悪質な債務者の場合、借り入れ残高を一括請求されたり、財産差し押さえなどの法的措置を取られる可能性があります。

金融機関がここまでの対応を取るのは、よほど返済状況が酷い時です。普通に返済さえしていればこのようなことになることはありませんので、安心してください。

◆延滞しそう/した場合の取るべき対処法

返済日は絶対に守らなければならない期日ではありますが、債務者も人間です。トラブルによって予定通りにいかない場合も、もちろんあります。

ここでは延滞しそうな時、あるいはすでに延滞してしまった時に、どのような対応を取るべきか、という点についてご紹介しましょう。

・延滞しそうな時

まず第一にするべきは、何を置いても金融機関に連絡することです。正直に状況を説明し、誠意をもって謝りましょう。

必要なのは、いくらだったら払えるか、いつなら返済できるのか、という約束です。金融機関やそれまでの返済状況にもよりますが、一度や二度の延滞であれば、支払いを待ってくれるケースも少なくはありません。場合によっては、遅延損害金やブラックリスト入りを見逃してくれることもあるでしょう。

また、アコムなど一部の金融機関では、返済額が足りない場合、利息分のみの支払いでも応じてくれるそうなので、遅れそうな時はまず相談してみることをお勧めします。

・延滞してしまった時

延滞しそうな時と初動は同じで、とにかくすぐに金融機関に連絡します。

事前に連絡した場合と違い、すでに無断延滞した後なのですから、金融機関側の対応はより硬いものとなるでしょう。誠心誠意、謝るしかありません。

この場合は返済日を過ぎた時点で遅延損害金が発生しているはずなので、一刻も早い返済を目指した方が良いでしょう。

◆こんな場合はアウト?セーフ?

◇入院した場合は最大30日間待ってくれる

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さてでは、返済の猶予期間に関してですが、入院した時は申告すれば30日間最大で支払いを待ってもらう事ができます。
但し、遅延損害金は発生します。入院したら仕方がありません。
殆どの方が医療保険に入っていますから、入院の一時金が出れば、そのお金で取り敢えず、最低金額の約定金額は返済出来るでしょう。
簡単な話、ほぼ利息の身を支払うと言う事です。

入院は別格なので、置いておき、返済に遅れてしまう人がいます。
毎月入って来る給料は歩合制でもない限り毎月殆ど変わらないと思います。
その給料から逆算していけば、幾ら余るか簡単に割り出す事ができます。
この作業は給料を貰う前にしなければいけない事です。いざ給料を貰って慌てても良い事はありません。
冷静沈着に物事を進める時こそが最大のチャンスです。このチャンスを活かすと大きなアドバンテージになりますから、しっかり逆算しましょう。

◆時系列で紹介!アウトになるのはいつ!?

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それではここから本題。延滞したらいつまでが信用情報に載らないのか?先ずは貸す側の流れを書きます。
返済日当日。
消費者金融は有人店舗が主流だった時は、18時に接客業務は終了となります。
各顧客にはそれぞれ担当者が割り振られており、先ず支払日が多い20日や月末は自分の担当するお客さんがちゃんと返済しているかを接客業務終了後に見ます。
まだ入金が入ってなくても23時59分までにATMでお金を入れれば問題がありませんので、この日はスルーします。

翌日、就業前に返済しているかどうかを調べます。
入金されてない人は必ずいるので、入社したての頃は何を考えているのか?と疑念だけを抱いていましたが、大体トータルで、返済日までに必ず返済するパーフェクト返済の人は7割台です。
私の場合の1日目は何もアクションを起こしません。
何故なら、返済日を1日過ぎたら入金してくる人がけっこういるからです。
このラインならまだ延滞履歴はつきません。
「あぁ~良かった、安心した」と思ったそこの貴方。
確かに延滞履歴はつけない、大甘判定ですが、増枠の対象にならなくなると言う事は忘れないで下さい。
たかが1日です。1日お客さんを泳がせただけです。

1日目はセーフですね。
但し、1年間で12カ月あって10カ月、返済遅れがある人は注意が必要です。
10回も1年間で延滞しているのです。これだけ延滞が多いと流石に毎回1日遅れではありません。
そうなると、延滞履歴を不本意ながらつける事になります。

こういうもう延滞が癖になっている人は参考にならないので先ほどの続きを説明します。
先ず1日はセーフになる事が大半です。その後から携帯電話に連絡をいれます。
携帯電話と固定電話のどちらも登録がある場合は、携帯電話が優先になります。
本人が直ぐ出て、「申し訳ありません、本日中に入金します」この様な真摯な姿勢の方には3日目までは猶予期間を設けていました。
どうしてもATMにいけない事情がありますからね。
この期間を過ぎて応答が全くない場合は手紙を出します。
表はきれいな封筒。中は催促文面と○○○○○円大至急入金して下さいと赤い文字で書きます。
赤い文字で書くと相手にプレッシャーを与えられます。

ここの手紙で反応した人が1回目であれば信用情報には登録しません。
あくまでも私が在籍していた大手消費者金融ですが。刑事裁判で言うと執行猶予がついた事になります。
情状酌量の余地があるという訳です。これが常習犯だと問答無用で、信用情報に載せます。
1社だけしか返済遅れをしていないから大丈夫だろうと言う、甘い考えは次の瞬間吹っ飛びます。
返済遅れをしていない消費者金融に行くと、途上与信を調べれば直ぐにわかりますから、お金を借りる事が出来なくなります。
正しく因果応報とでもいうべきところです。

答えをズバリ書くと1週間以上返済が遅れた場合は特別な事情を除きアウトです。
1週間以内であれば黄色信号。ここのラインがギリギリの攻防です。
3日から7日ここで大きく明暗が分かれる事になります。確実な事は1回目なら3日以内なら完全セーフ。
7日でギリギリセーフです。いずれにせよ、7日間を巡る攻防になります。
こういう事にならないのが普通の人の感覚ですが、お金を借りる人は様々な人がいます。
最初から、返済遅れを計画している人。お金は余分なものに使わなければ手元に毎月決まった金額は残ります。
それが残らないと言う事は、生活上かなり問題があると言わざるを得ません。先ずは、お金を借りる前に生活習慣の改善が必要です。

◆まとめ|延滞の前と後でしっかり対処しよう

いかがでしたか?

延滞がアウトになる境界線

1日目・・・1日遅れただけは特にアクションを起こさない(ただし、一年間でほとんど遅れている場合はやむをえず信用情報に記載される)
3~7日目・・・1回目はセーフだが、繰り返していると信用情報に記載される
連絡もなしに1週間・・・特別な場合(入院など)を除きアウト
30日間・・・入院をした場合は最大で30日間返済を待ってくれる(ただし、遅延損害金はかかる)

延滞することによるメリットは、当然ながら一つもありません。大事なことは、延滞してしまいそうなときに連絡を入れることと、延滞をしてしまったときに電話に出ないなどといった信用を欠く行動をやめることです。延滞する前後の対処方法は基本的には同じです。
長い間連絡が取れないと強制解約もあり得ます。そういったことをまとめて、「信用」という言葉を中心に考えてみてください。

また前述のようなペナルティーを避けるためにも、返済計画はしっかりと立て、計画的な借り入れをするように努めましょう。

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