遊ぶ金欲しさに頼ったアイフルのキャッシングローン【体験談】

皆さんも一度は聞いたことのある消費者金融アイフル。そのキャッシングローンを利用したことがある方はわりと多いのではないでしょうか？実は私もその一人で、つい数か月前まで50万円という大金を借り入れていました。1ヶ月の給料の２～３ヶ月分を借りるということは簡単なことですが、返すのはその何倍も大変なことだった出来事でした。

私は高校・大学と特につまづくことなく入学・卒業しましたが、当時の私はどちらかというと勉強に重きを置いていたので「遊び」をよく知りませんでした。学校では成績が良い方だったのと、事前の準備を念入りに行い、準備に準備を重ねたおかげもあって、知る人は知っているそこそこ安定した会社に就職しました。

大学卒業を機に少し地方に住んでいた私は都会へ状況しました。未だに慣れない一人暮らしということもあってあまり貯金はなかったので、よくキャッシングを利用してみたいと前から考えていました。

社会人も2年目に入って少し余裕が出てきた私は、仲の良い同僚と毎週飲みに行ったり休日にも遊んだりしていました。みんな薄給ですがお金を出し合ってよく助け合っていました。

わりと余裕がなかったので、ひとまず審査に落ちることなく借りられそうなアイフルを選びました。アイフルには「配達時間えらべーる※（※現在は終了しています）」というサービスがあって、配達時間を指定して本人限定でローンカードを届けてくれるサービスがあります。キャッシングを利用することにいくらか抵抗感はありましたが、誰にも知られることなく借りられるという誘惑に負けてしまいました。

2年目と3か月ほど働いていたこともあって、審査は30分と少しで終わったことを覚えています。勤続年数は大事なのですね。がんばって就職した成果が審査で認められた気がしました。借入限度額は最初30万円でした。すぐに30万円では足りなくなり、借入と返済を繰り返しているうちに増額したくなりました。そこで、増額の審査を受けると50万円まで上げることができました。
かくして目の前の快楽だけを追って借りたお金で遊び過ぎた私は、限度額いっぱいの50万円までお金を借りてしまい、弁護士さんに相談をして任意整理を行ってもらいました。増額してからはあっという間で、自分でも心の整理のないまま借入だけが増えていたという感じです。

キャッシングをすると、自分の貯金のように感じてしまうとどこかで聞いたことがあります。「そんなわけないでしょ」と思っていましたが、当時の私はそう思っていたと思います。いや、正確には100％そう思っていたというよりも、無意識的なものだったと思います。キャッシング＝自由に使えるお金という方程式が無意識下に植え付けられていった気がします。ホント、お金に翻弄されましたよ。