お金を借りる際に必ず記入する項目がある年収。ここをどうするか悩む人もいます。
特に最初はある程度ごまかしがききます。それをどこで聞いたのか、年収のサバを読む人が意外に多いです。
何故、最初だけごまかしがきくかと言うと、2社目からは、1社目で借りた際の情報が反映されますから、2社目でごまかすのは、年収は出来ますが、会社はごまかせません。
その為、2社目でごまかしは危険と感じる人が多いようです。
サバ読みはどこまで許容範囲？
それでは、サバ読み（水増し申告）はどこまでが許容範囲なのか？
年収400万の人で解説しましょう。先ず、年収400万円で他社借入が1社もなければ、普通に年収400万円と入力しても、ほぼ間違いなく50万円を借りる事が出来ます。
ここで敢えてサバを読む必要はないと言う事ですね。
ここが非常に大きなポイントです。それではどこまで水増ししていいのかわからない。
そんな方も多いと思います。ズバリ年収400万円なら500万円まででしょう。
年収600万円でも収入証明書なしの会社なら通りますが、当然、年収600万円だと思ってお金を貸してくれますから、400万円で申告した時よりも貸してくれる金額は大きくなります。
当然、返済する資金的体力は400万円しかありませんから、年収600万円と入力してしまうと自分の首を自分で絞めるようなものです。
結局は返済がきつくなってきます。
その為、年収の水増しは年収400万円の人の場合は500万円にしておくべきです。
結局借りて、返済できなくなったら意味がありませんからね。
年収をごまかしたばかりに債務整理に陥るほど、馬鹿げた話はありません。
年収を大きく書いて、確実にお金を借りたい気持ちはわかります。
しかし、そこには逸脱してはいけないものが存在します。
月収単位で入力する会社もあります。月収25万円の方ならどこまで水増し出来るか？
35万円が限界だと思います。年収ベースで120万円水増ししています。ここまででしょう。これ以上は危険ですね。
アルバイトの場合は
学生フリーターなどの場合は、本業は学業であり、あくまでもアルバイトは副業に過ぎません。
しかし、稼ぐ人はかなり稼いでいます。
しかし、普通の大学生の場合は、ファーストフードやコンビニなどでバイトするのが王道です。
せいぜい、10万円稼げればかなり良い方で、大多数は5万円前後だと思います。年収ベースで60万円。
大学生でも安定継続収入があればお金を借りる事が出来ます。
学生に関してはサバを読まない方が絶対にいいです。本業は学業ですからね。卒業して就職してからが勝負ですね。
勤続年数も水増し！？
水増しは年収もそうですが、勤続年数も水増し申告する事が出来ます。
基本的に勤続1年は社会人の場合は欲しい所です。
転職をたくさんする人は、勤続年数が短いので、消費者金融に素直に申告するとお金が借りにくい状況になってしまいます。
ここで、勤続年数4カ月の人が1年にしてしまう事は出来ます。
在籍確認で、勤続年数までは聞きませんからね。入力したものがちです。
年収も水増し、勤続年数も水増しは避けたい所です。
返済出来る自信があるのなら構いませんが、かなりダブルの水増しは後々響いてきます。
要するに自分で返済を完璧に出来る範囲の水増しに留めておくべきです。
20歳を超えた社会人なので、だいたいどのくらいまで水増し出来るかは分かると思いますが、意外に見当違いな考え方をしている人もいます。
例えば年収400万円で800万円と入力すると倍の年収は水増しをしていますから、これは審査が通ると大変な事になります。
勿論、明らかに水増ししている場合は審査担当者が、見抜きます。
その為、年収は400万円の場合は500万円を限界としているのです。
800万円は流石に水増しとしては、常識の範疇を逸脱しています。
水増しするのも、むやみやたらにすれば良いという訳ではありません。
本当にやんわりする金額に留めておくべきです。そうしないと自分に全てが跳ね返ってきますからね。
結局はキツイ思いをするのは自分自身です。
まとめ
お金を借りる時に確かに水増しして申告した方が、有利なのは変わりありません。
しかし、そこには暗黙のルールがあると言ってもいいでしょう。水増しは年収ならプラス100万円。
月収ならプラス10万円までです。それ以上は水増ししない方がいいでしょう。
また、勤続年数は在籍確認の際聞かれないので、4ヶ月を1年にすることは目をつむってくれるでしょう。
しかし、大幅にオーバーするのは控えましょう。
もちろん、出来れば水増ししないで、本来の収入や勤続年数で勝負するべきです。
本来の収入で申告すれば、完全な自分の資金的体力で勝負する事が出来ます。
これが1番楽なお金の借り方です。本来は水増しをしないにこした事はありません。
ちゃんと自分の年収で申告すれば、身の丈にあった借入になりバランスの取れた形になりますが、
水増しすると自分の身の丈を超えますから、何度も書きますが返済が厳しくなります。
結局借りすぎてしまいます。お金はたくさん自由に動かせると便利ですが、それは自分のお金の時に限った場合です。
カードローンは自分のお金ではありません。
返済をキチンと出来ると思っていても、いつ勤務先の会社が倒産するかわからない時代です。
身の丈の範囲で借入していれば対応がききますが。
水増し申告してしまうと対応出来ない可能性があります。
気を付けながら、ボーダーラインを見極め計画的に利用しましょう。