『ソフト闇金』という単語を聞いたことがあるでしょうか?闇金となにが違うの?と疑問に思った方もいらっしゃるかと思います。
結論から申しますと、『闇金』です。
そもそも闇金とは、貸金業法の登録を受けていない事業者をいいます。法外な利息を取るところもありますので、一般的に避けられる「金融会社」でしょう。利息制限法という法律があり、これを超える利息を請求すると過払いになりますし、年率109.5%(1日0.3%)を超える利息を請求するような業者は刑事罰を受けます。
元本の額が10万円未満の場合…年20% 元本の額が10万円以上100万円未満の場合…年18% 元本の額が100万円以上の場合…年15% |
言葉で聞いたことがありますが、実際はわからなかったので『ソフト闇金』のキーワードでGoogle先生で調べてみました。すると、いくつかHPがヒットしたのでみてみると、普通に「闇金です」と書いてありました。え、闇金じゃないと思って調べたのに、普通に書いてあるんですね。ビックリ。いいんだ!?と思いました。
特徴として一つは、貸すところ次第で返済が遅れそうでも若干融通を利かせてくれたり、借りて1週間や10日間で返すところを2週間に延ばしてくれたりだとかがあるそうです。
二つ目は、即日融資のところが多いようで、お金に困っているから即日融資という言葉に惹かれてしまうのはわかりますが、後々辛くなるのは他でもなく自分自身なのでオススメはしません。全体的に審査が緩く即日貸してもらえるから「ソフト」なのだそうで、そうは言っても「闇金」は「闇金」!言葉が少し違うだけで一緒ですから。
審査内容が全体的にかなり厳しくなっているため、人の弱みにつけこんだ商売だと言えるでしょう。
単語を調べる前は私も、「闇金じゃないのかもしれない」と思ったので、みなさんも、「ソフト」がつくからといって「闇金ではない」と勘違いするのはやめましょう。闇金で借りるくらいなら「自己破産」しましょう。借金をなんとかしようと考えているなら、「おまとめローン」で一度まとめてから、借金と向き合ってしっかりと返していきましょう。
闇金かどうかを見極めるポイントは?
おまとめローンを取り扱っている会社の中には確かに悪質な会社もあると言います。
しかし真っ当な会社と悪質な会社の分別は基本的なポイントさえ抑えておけばそれほど難しくありません。
例えば無審査をうたう等異様に審査形態の甘い会社は注意が必要です。
また金利がとてつもなく低い、5社以上のおまとめ可、等とうたっている会社も危険です。
ようは他の会社と比べて明らかに商品スペックが異質な会社程何かしら危険な要素を内包している可能性があるという事です。(⇒おまとめローン情報フィールド)
一社に狙いを定めて即決するのではなくこういった闇金融を避ける為にも何社かの会社を比較してみる事が大事です。
なお大手金融機関や昔からある金融機関は比較的安全です、というのも現在『貸金業法』はそれなりに厳格なものとなっているのでこの法に抵触するような闇金は一年も営業を続ける事が出来ないと言われています。
特徴から判断!闇金には十分注意しましょう。(⇒カードローンの借り換え先に注意!絶対に選んではいけない業者の特徴)
大手は大体OK
有名な業者がありますよね。CMでも頻繁にやっている銀行カードローンや大手消費者金融などです。
大手は安心感があるのも人気の一つです。「闇金ではない」という安心感から選ぶ人も多いはず。
闇金や詐欺などは溢れているわけではありませんが、ちょっとした隙にあなたがターゲットになっている可能性はあります。
法外な金利やブラックOKといった甘い誘い文句には十分気を付けましょう。
いろんな種類の詐欺や闇金があることを知っておこう
一言で詐欺や闇金といっても、実態はさまざまです。
いろんな手口を使って接触してきますし、言葉で丸め込むのが得意です。
あまりにもオイシイ話や都合の良い話は一度怪しいと疑ったほうが良いでしょう。
例を挙げると、直接メールで勧誘されたり、検索して引っかかった業者が危険なところだった!なんてことも。
すべての実態を把握できていないところも怖いですよね。
いつ被害にあうかわからないのも闇金の怖さです。
もちろん、闇金とわかっていてお金を借りるのも絶対にいけませんよ。
おまとめローンの悪徳業者は、低金利、高額融資、多重債務OK、ブラックOKなどといった言葉を利用して甘い誘いを持ちかけてきます。
例えばその中に「紹介屋」というものがあり、こちらはブラックOKなどといったチラシや貼り紙を用意して騙そうとしてくるものなのです。お金に困っていてその番号へ連絡すると、そこは金融会社ではないのです。金融会社ではないのに、審査の甘い金融会社を紹介してきます。
もちろん、紹介された金融会社は紹介屋の知り合いではありませんし、優遇してもらえるわけでもありません。ネットなどで一般的に知られている消費者金融会社を紹介されることになります。ここで紹介料を請求してくるのが、紹介屋の手口なのです。
断ることは出来ず、脅迫・恐喝・暴力を使い、何としてでも紹介料を払わせようとしてきます。
もう一つは、「システム金融」というもので、こちらは基本的に会社を相手に貸付を行う悪徳業者です。
資金繰りに困っている社長をターゲットとし、言葉巧みに使い陥れようとするのです。手続きはインターネットと電話、FAXで良いのです。来店不要で即日口座振込可能です、なんて言う言葉を使い騙そうとしてきます。ぱっと見たらとても便利な金融会社だからおまとめローンを申し込んでみようかな?なんて思ってしまうかもしれませんが、これでは済まされないのです。
システム金融は、悪徳金融業者同士でグループを形成し、情報を交換し合っています。決済日になると融資の案内をし、貸付を増やしていく方法をとるのです。会社を倒産させまいとする社長の心理を突き、取れるだけお金を搾り取ろうとする魂胆です。
決して低金利、高額融資、多重債務やブラックOKという甘い言葉に惑わされず、見極めるようにしましょう。
おまとめローンをしようとする人は危ない!ダメ!絶対!闇金・詐欺をまとめてみた⇒【まとめ】おまとめローン詐欺・闇金に関すること5選
もし、これらの被害に遭ってしまった場合には、速やかに弁護士や消費者センターへご相談を。
口コミや評判を調べてみる
どうしても不安がぬぐいきれないという場合は口コミや評判を調べてみましょう。
もしくは、少しでも怪しいと感じたらやめましょう。
「私は大丈夫!詐欺になんて引っかからない!」という根拠のない自信がある人に限って被害にあってしまうケースが多いので、「誰がターゲットにされていつ騙されるかわからない」という認識をもっておきましょう。
最後に・・怪しくない業者の特徴は?
怪しくないおまとめローンの特徴としては、まず審査が厳しい事が挙げられます。借入件数が多い程審査が厳しくなるのは当然の事なのです。大きな金融商品を扱うわけですから、きちんと返済することが出来る方が最低条件となります。そのため、審査が甘い場所や初めて聞くような中小企業の消費者金融の場合は、闇金や悪徳商法の可能性が高いのです。金融会社が消費者に信用を求めるように、消費者も金融会社に信用を求めなければなりません。良い消費者金融は審査が厳しくて当たり前なのです。
次は借りられる金額が少ない場所が良いです。もちろん、個人の収入にもよりますがたくさん借入が出来るから良い場所だとは限りません。年収に見合った融資をしてくれる金融会社が、最も信頼できる金融会社だと言えます。
最後は利率が高い場所で、栄則制限法を守り上限間際の15~18%で貸し付けている金融会社が最も普通なのです。ですので7%以下の金融会社におまとめローンを申し込まれるのは危険だと思った方が良いでしょう。
そしてまた、低金利過ぎる金融会社も闇金である可能性が大きいですので、十分注意が必要です。低金利だからと言っておまとめローンを組んだものの、いざ返済になった時利率がその倍に変更してくる闇金もありますから、低金利過ぎる場所も警戒して下さい。