金融会社から借入をしていていつの間にか複数から借入していた!と驚愕している方も居るのでは。
現在では金融業者がとても身近なものとして利用されるようになっており、借り過ぎてしまうというリスクが生じています。
あちこちの業者から借入していて返済に頭を抱えている方は、おまとめローンを活用して完済を目指していきませんか?
複数抱えている借金額を全て一本化にしてしまう事が可能なため、返済に行き詰ってしまった時には頼もしい限りです。
ただ、おまとめローンを申し込む際には必ず利息の低い業者を選び、借金額がどう変化するのかをきちんと計算することが重要です。
利息の低い業者へ申し込んだら終わりではなく、借金額をいかに減額することが出来るのか考えるのも大切なのです。
【おまとめローンのメリット・デメリット】
おまとめすることのメリットは、複数から借入している借金を一括することが出来るという点です。
今までバラバラに支払っていた利息なども整理することが出来ますし、低金利の業者へ契約することにより抱えている借金額を少々減額することが出来るのです。
そのため、余裕を持って毎月の返済を行なっていくことが可能になります。
返済期間を延ばすことが出来る点もメリットではありますが、こちらはデメリットにもなってしまう事なのです。
期間を延ばすという事はそれだけ利息が発生することになってしまいますから、出来るだけ短期間に設定した方が良いのです。
もともとおまとめローンそのものが返済を延ばしているようなものですので、短めにしておくのがベスト。
もちろん無理するのは良くありませんから、余裕のある範囲内で、ということになります。
【審査が厳しいと言われているけれど?】
手続きを行うのは良いが問題なのは、無事組むことが出来るのかどうかということですよね。
おまとめローンの審査は厳しいと言われているのですが、その理由は勤続年数や返済能力の有無、借入件数が関係しているようです。
今後長年かけて返済していくわけですから、やはり安定した収入のある事や返済能力の有無が重要になってきます。
おまとめローンの審査では借入件数も重要だとされており、多くても3件以内が望ましいのです。
4件以上抱えている方は先にそちらの返済を優先してしまわなければ、申し込んでも審査落ちしてしまいます。
勤続年数も3年以上あることが望ましいとされているため、1年未満の方はもう少し待ってから申し込んだ方が良さそうです。
また、おまとめローンは通常のキャッシングの審査と違うのかと考える人が多いようですが、意外とそうでもありません。
銀行カードローンであれば「おまとめする」という表現は使うものの、通常のカードローンも総量規制の対象外なので、そのまま利用します。
つまり、銀行カードローンはおまとめもカードローンも始めから審査は一緒なのです。
⇒おまとめローンの審査は通常のキャッシングよりも厳しいのか?
【業者側に旨味があるのも事実】
カードローンを利用している人のほとんどが100万円以下の借入なので、おまとめローンは業者にとっても利用者にとってもWin-Winの関係です。
利用してくれることが儲けに繋がります。ですので、メリットとリスクを照らし合わせて行うのが「審査」なのです。
おまとめローンは審査が厳しいという考えにとらわれすぎて、しっかり旨味が生まれていることに気付けると気が楽になりますよ。
おまとめする金額が多いほど慎重になってしまいますが、総額が大きければ金利がグンと下がることが予想されます。
また、それだけ借りることが出来ているという現状があるのは大きいです。
借りることが出来ている=それだけ信用があるということに繋がっています。
【調べるときの注意点】
インターネットの情報はあいまいなことが多く、本当に信用できる情報があるのかも微妙なときがありますよね。
カードローンやおまとめローンにおいてで言うと、「審査が甘い」「審査が緩い」といった表現は業者側の意向で禁止されています。
そういった表現を頻発しているサイトは、業者側からの信用が薄いサイトかもしれません。
審査があるということは、落ちてしまう人もいます。それを見極めるための審査なので、「甘い」はずがありませんよね。
調べる際は、そういった点に気を付けてください。
自分に合った業者を見つけましょう。
【審査には勤続年数がとっても重要!!】
おまとめローンの確認作業で確認されるのは個人情報と信用情報で、重視されているのは勤続年数なんです。
なぜ勤続年数なのかと言うと、安定した勤続年数は安定した収入を得ているのだと判断されるから。
おまとめローンを利用するということは他社の審査は通過しているので、職業自体に問題を探す作業よりも、「その仕事に就いて何年目か」をみるのです。
おまとめローンの審査で重視されるのが勤続年数と分かったところで、もし大丈夫だったら申し込みを。
勤続年数が1年未満だと、審査には通らないから注意するようにして下さいね。
もちろん、勤続年数が長ければ長いほど好印象になります。
ということは、職業も大切だけど、勤続年数を稼ぐだけでも審査に影響するということです。
パートやアルバイトの方も、あまり簡単にはやめないのが賢明かもしれませんよ。
【職業に問題がないかもCHECK!】
まずは職業が不利な職業ではないか確認してみましょう。
⇒審査に不利になる職業を公開!人気芸人VS看護師・・・驚きの結果とは
一般的には「個人事業主」や「専業主婦」「学生」「年金生活者」など、「経済的に不安定」な職業が不利になるとされています。
それだけではなく業種などでも判断される場合もあるようです。
特に「個人事業主」は注意が必要です。例えば、建設業・漁業・農業などは収入にバラつきがありそうなのは想像ができますが、その業種を営んでいるということで審査に影響してしまう場合もあるのです。
こちらも参考にしてみてください。⇒おまとめローン審査の影響を職業別にそれぞれ調べてみた
【おまとめローンを利用している間は】
もし、このローンを利用することになったら、完済できるように計画を立ててみることをオススメします。
やはり何事も先に計画を立てておく方がスムーズに進めやすいので、返済計画を立ててみてはどうでしょうか?
おまとめローンはその場限りではなくて今後も続けていくもですからね、ちゃんと計画は作っておきましょう。
また、新しく借入をするというのも避けた方がいいので、先に返済をどうにかしてしまいましょう。
特に職業的に不利な方や、勤続年数が少ない人は、逆算して「〇年で返そう!」など返済の目標を立てることをオススメします。
【完済している人が多い】
中には、きちんと返済をして今はスッキリだという人もいます。
おまとめローンを使って返済していけば、いつか完済することが出来るようになっているから安心ですよ。
中には、新しく借入をしていつの間にか返済額が膨れ上がってしまっていた・・・なんて言う人も。
自己管理が出来る人でなければ、おまとめローンは難しいのかもしれませんね。
おまとめローンを利用する人は「完済をしっかり目指す人」とも言われていますが、失敗すると「債務整理」しか方法がなかったなんてこともあり得ますので、相当の覚悟を持って利用してくださいね。
【転職は申し込んでから】
最後になりますが、「おまとめローンの審査は勤続年数が大切」ということをお伝えしておきました。
ですので、転職を検討している場合は申し込んでからの方が良いかもしれません。
転職してから申し込むと、勤続年数が浅く審査に通りにくくなってしまうかもしれません。
審査に通って利用し始めて転職が決まった場合は、担当者に伝えることも忘れずにしておきたいところです。
おまとめローンは返済専用のローンなので、返済が滞らない手段を選びましょう。
担当者に転職を伝えておくのも、信用してもらうためです。
「転職したばかりで返済を少し遅らせてほしい」などの頼み事をする際に一言もいわないよりは印象を良くしておいた方が良いですよね。
おまとめローンと良い付き合いをしていってくださいね。