【まとめ】おまとめローンの審査に必要な書類一挙公開

おまとめローンやカードローンの審査のとき、審査をするためにどういった書類が必要なのか、イマイチわからないですよね。
基本的に「本人確認書類」と「収入証明書」の提出を義務づけているところや、収入証明書は基本不要としているところまで幅広くあります。
収入証明書はあったに越したことはありません。
しかし、すぐに用意できない場合は収入証明書がいらない業者に申し込みが良いのではないでしょうか。
今回は、申し込みから審査までに必要な書類を詳しく紹介していきます。
収入証明書不要で申し込めるところもあるのでぜひ最後までご一読ください。

大まかに説明

カードローンを申し込む際、収入証明書の提出が必要になる場合があります。
●少額の借入であれば必要のない場合もありますが、高額の借入の際は準備しておく必要があります。
●「収入証明書」とは、給与支払明細書、源泉徴収票、課税証明書などのことを指します。

カードローンへの申し込みを考えたときによくみかける「収入証明書」や「所得証明書」という言葉は、あまり馴染みがなく複雑な手続きが苦手という方も多いと思います。
ざっくりいうと、自分の収入を証明するものです。
これによって返済目処があるかなどを判断されるため、高額の借入の際は必要になるのです。

これから説明するのは、どういった場合に必要になるか、そしてどのようにして手にいれるのか、など細かく説明していきます。

細かく説明

本人確認書類

本人確認書類は必ず必要です。下記のいずれかを用意しましょう。

・免許証
・パスポート
・保険証
・住民票
・印鑑証明書
・外国人登録証明書
・個人番号

ここについてはあまりわからない点は少ないかもしれませんね。
身分証であればOKです。

収入証明書

収入証明書とは、基本的にカードローンの申し込みの際に提出を求められるもので、これが自分自身の収入の公的証明になる書類になります。
しかし、すべての金融機関で必要なわけではなく、不要になる条件の場合もあります。

また、収入証明書で意味は通じますが、正式には「民納税通知書」や「住民納税証明書」といいます。(ここではわかりやすいように「収入証明書」という言葉を使います。)
どこで手に入れるかというと、勤務地や住民票のある区役所/市役所などの役場です。
給料が記載されているものを手に入れましょう。
また、会社員か自営業かによって提出しなければならないものが変わります。
この点は気を付けてくださいね。具体的な収入証明書は以下の通りです。

源泉徴収票 会社勤めの人、年金の人
給与支払明細書 会社勤めの人
特別徴収税額の通知書 ご利用限度額が200万円超の場合
課税証明書 自営業の人、会社勤めの人、法人役員の人
確定申告書 自営業の人、会社勤めの人、法人役員の人

一般的なサラリーマンなどの給与所得者(会社から毎月お給料を受け取っている人)にとって最も馴染みのあるものは源泉徴収票給与支払明細書だと思います。
源泉徴収票は毎年、年末調整の時期に配布され、給与明細書も毎月受け取っているものだと思います。
源泉徴収票が準備できれば問題ないと考えてください。
源泉徴収票をすぐに用意できないという場合は、給与支払明細書が一番楽ですが、中には「2,3カ月の給与明細+1年分の賞与明細」と指定している金融機関もあるので注意が必要です。

自営業をしている場合は、課税証明書確定申告書を用意する必要があります。
自営業の場合は特に高額になることも予想され、カードローンを利用する際は前もって用意しておかなければすぐの融資がされなかったり、今後に影響が出かねないので、注意しましょう。

◆なぜ必要?

一言でいうと、本人の返済能力を知るためです。
カードローンを取り扱っている消費者金融も銀行も、営利目的ですので、返済可能な額以上は貸してくれません。
それを判断するために本人の収入状況は重要です。
自己申告で十分とは言えません。そのため収入証明書の提出を求めます。

◆収入証明書が必要な場合と、不要な場合

先ほども触れましたが、収入証明書の提出がすべて義務づけられているわけではなく、必要な場合と不要な場合があります。
その違いは、「借入限度額」が関係しています。
金融機関の種類と、収入証明書が必要になるケースと不要になるケースを紹介します。

◆消費者金融の場合

消費者金融は、総量規制の対象の業者です。
収入証明書が必要になる金額のラインが低く設定されているため、そのライン以下は収入証明書は不要です。

ほとんどの消費者金融は「50万円以上の借入限度額の場合、もしくは他社の借入額と合算して100万円を超える借入限度額を希望する場合」に収入証明書が必要になります。

ですので、それ以下であれば収入証明書の提出を求められないでしょう。
逆をいえば、おまとめローンなどは収入証明書の提出を求められることが多いです。

◆銀行の場合

銀行のカードローンは、総量規制の対象とならないので収入証明書が必要となる金額の設定が緩いです。

多くの銀行が「借入限度額100万円~200万円までは収入証明書を不要」、としています。

大きな金額が必要でなおかつ収入証明書をすぐに用意できない、と言う人は銀行のカードローンがオススメです。
迅速な融資が期待できます。

しかし、その範囲内でも必要となる場合があります。
銀行によって違っているので、注意してください。

▼銀行カードローンの収入証明書が必要なケース

三菱東京UFJ銀行カードローン 100万円超の利用限度額をご希望の場合
三井住友銀行カードローン 300万円を超えるお申込
みずほ銀行カードローン ご利用限度額が200万円超の場合
オリックス銀行カードローン 原則、ご利用限度額が300万円超の場合

おまとめローンにおける「完済証明書」「解約証明書

「完済証明書」とは、その名の通り完済したときにそれを裏付ける証書です。
業者によってはおまとめローンを利用する際は他社の借入を完済(解約)したことがわかる「完済証明書」もしくは「解約証明書」の提出を求められることがあります。
おまとめ分のお金を自らそれまで借りていた業者に返済するところもあるため、一本化したと見せかけてお金を他に使うことの防止にもなります。
ザッと調べたところ、(⇒おまとめローンをするときに条件はあるのか?各業者を徹底調査!)
どちらかを必要としているところは下記のようになりました。

アイフル
北洋銀行「フリーローン」
じぶん銀行「じぶんローン」

ないとされているところも場合によっては提出を求められることもあるでしょう。
もちろん、おまとめ前には借入金額と利息を業者には伝える必要があります。

「本人確認書類」のみで申し込めるところ

詳しくはこちら⇒「収入証明書不要」で見てもらうことにして、こちらでは簡潔に紹介します。
まず、結論からいうと収入証明書なしで融資ができるところは多くはありません。
例えば100万円以下、200万円以下、300万円以下であれば収入証明書不要!と謳っている業者は多くあります。
その中身はどうなのでしょうか?本当に収入証明書不要で融資が可能なのでしょうか?
調べてみたところ、消費者金融は50万円以上の限度額は収入証明書が必要で、銀行カードローンは希望額に関係なく収入証明書の提出を義務づけているところも多くありました。
100万円以上や200万円以上などもありました。

結果を先にいうと、実際に収入証明書不要で申し込めるのは「住信SBIネット銀行MR.カードローンのスタンダードコース」のみということがわかりました。
それだけ貴重ということですね。
収入証明書を入手するのが面倒という場合はここで検討しても良いかもしれません。

住信SBIネット銀行のMR.カードローンはコースを二つ用意していて、一つが「プレミアムコース(1.89.~7.99%)」、そしてもう一つが「スタンダードコース(8.99~14.79%)」です。
言葉のとおり、プレミアムコースは金利が非常に低く人気のネット銀行のカードローンです。
スタンダードコースも一般的の金利よりは低く、プレミアムコースを利用することができなくても満足している方が多いのも特徴です。
プレミアムコースがあまりにも低金利すぎるのでスタンダードコースが高金利なのかと思われる方も多いですが、そういうわけではありませんので安心してくださいね。
プレミアムコースには挑戦という形で「プレミアムコースの審査に通ったら儲けもん」くらいのダメ元で申し込み、スタンダードコースになっても「それはそれで元々!」という気持ちで申し込むのもオススメです。

「健康保険証」のみでお金を借りることは出来る?

以前は、健康保険証も身分証明書として利用されていました。しかし、平成28年10月以降「犯罪収益移転防止法」が改正され、顔写真のない身分証は、追加での本人確認書類の提出が求められるようになりました。本人確認書類として、保険証を提示する場合は、住民票や公共料金領収書など、保険証の住所と一致する住所が確認できる公的書類も用意しておいた方が良いでしょう。

◆保険証の種類に注意!

「健康保険証」には種類があります。その種類によっては、運転免許証よりもメリットになる場合もあります。

まず種類と借入やすさをみてみましょう。

種類 概要 借りやすさ
社会保険証 主に会社員が会社から支給される保険証で、(全国健康保険協会(協会けんぽ)が発行)
組合保険証 会社員・公務員・自衛官の方等、保険組合に加入しているしている企業・団体で勤めている方が支給される保険証。(各企業の健康保険組合・公務員の共済組合などが発行)
国民健康保険証 自営業・個人事業・パート・アルバイトで勤めていて、勤め先が健康保険に加入していない方の保険証。(地方自治体が発行)

ちなみに、保険証に記載されている保険者番号を見ると、その人の社会的地位がわかります。

頭2桁が  
01→中小企業(N)  
02→船乗り(SR)  
03→日雇い特例一般(UR)  
04→日雇い特例特別(UR)  
06→それなり以上の企業(N)  
07→自衛隊本人(家族は3*になる)(SSR)  
31→国家公務員(R)  
32→地方公務員(N)  
33→警察(N)  
34→学校(N)

保険証にも身分があるようですね。
このことから、大企業に勤めていたり、公務員のような安定した職業であれば、保険証から読み取れる部分が多いので、カードローンの審査に通りやすいと考えられます。

ただし、それは申し込む業者によるので、注意してくださいね。

◆「健康保険証」で審査に通りやすくなったりする!?

「健康保険証」は資格取得年月日というものがあります。カードローンへの申し込みの日付から資格を取得した日付を引くと、「勤続年数」を把握できるという効果もあります。勤続年数は基本的に自己申告になってしまう場合が多いですが、健康保険証を提示すると証明としての役割を担います。

健康保険証を提出したことによって審査が通りやすくなるというわけではありませんが、多少のプラスにはなるということを覚えておいてください。少しでも審査に通過できる可能性を広げたい方は、本人確認書類として「健康保険証」をプラスして提出することをお勧めします。

◆顔写真つきでないとNGな場合も!

消費者金融のほとんどが、顔写真付きでない保険証はNGとしています。銀行カードローンも規制が厳しくなっているので、今後そういった動きは激しくなることが予想されます。

「保険証のみで申し込みできる」という言葉に大きな期待はせず、自分の属性によって見極めてみてください。

「健康保険証」なしで借りられる消費者金融はあるの?

通常、本人確認書類として、運転免許証・健康保険証・パスポートまたは住民票・年金手帳などの提出を求められます。

それらが必要のない業者はあるのでしょうか?一つ言えるのは、審査が早いカードローン会社はスピード審査や即日融資を優先している傾向があります。ほんの一部ですあ、本人確認書類が1種類でも可能な業者もあります。運転免許証がなくても借入自体は可能なのです。

口コミによると、

アコム:運転免許証または健康保険証が必要(年金手帳と住民票で融資の可決がされた口コミあり)

アイフル:運転免許証または健康保険証が必要(年金手帳と住民票で融資の可決がされた口コミあり)

プロミス:運転免許証(ない場合はパスポート)が必要※外国籍の方は「残留カード」または「特別永住者証明書」(法令により有効とみなされる期間内は外国人登録証明書を含む)を合わせて用意すること。※借入総額により収入証明書類(源泉徴収等)が必要になる場合があります。※個人事業主の方は確定申告書(写し)等が必要になります。

まとめ|これで審査も怖くない!

では、これまで紹介したことをまとめていきます。

本人確認書類→必須

収入証明書→職業により有効なものが変わる。会社勤めのかたは「源泉徴収票」

完済証明書/解約証明書→おまとめの場合は必要になることがある。

健康保険証→社会保険証、組合保険証であれば保険証だけで借りれる可能性もある。

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