【住信SBIネット銀行】Visaデビット付きキャッシュカードは機能てんこ盛り！

現金を持たなくても安心、そして便利でもある各種カード類ですが、「お財布の中がカードだらけで困っている」、そんな方はいませんか？
安心で便利な反面、何枚ものカードを財布に入れていては、お財布がパンパンに膨れ上がってしまいますし、いざ目当てのカードを探そうにも時間がかかってしまいます。
「1枚で何役もこなせるカードがあればいいのに」と思っている方のため、今回は住信SBIネット銀行で発行している「Visaデビット付キャッシュカード」を紹介します。

■キャッシュカードとして使える

まずは、キャッシュカードとしての機能です。
住信SBIネット銀行では、デビット機能のない通常のキャッシュカードの発行も行なっていましたが、2016年1月26日をもって新規発行を終了しました。
デビット機能のないキャッシュカードには、裏面に「認証番号表」が記載されており、インターネットやモバイル、電話での取引や手続きの際に、本人確認のために必要となっていました。

【Visaデビット付キャッシュカードへの切り替えも行なっています】

住信SBIネット銀行では、デビット機能のないキャッシュカードから「Visaデビット付キャッシュカード」への切り替えを行なっています。
通常きり替え手数料として税込1080円かかりますが、2017年3月までの受付分に関しては切替手数料がかかりません。

【日本国内で預金を引き出せる】

もちろん、デビット機能のないキャッシュカードも引き続き使うことができます。
住信SBIネット銀行は自行ATMを保有していませんが、このカードであれば、日本国内の提携銀行やコンビニATMを使って、住信SBIネット銀行の預金を引き出すことも可能です。

【海外でも預金を引き出せる】

そして、デビット機能のないキャッシュカードではできないがVisaデビット付キャッシュカードでできることとして、海外のATMを使った預金の引き出しも可能です。
「でもそれって、普通のクレジットカードでもできるんじゃ」と思っている方もいるでしょうが、住信SBIネット銀行のVisaデビット付キャッシュカードとはシステムが異なります。
普通のクレジットカードの海外キャッシングは、預金の残高とは関係なく借金をするイメージです。
一方、Visaデビット付キャッシュカードは、海外で現地通貨を引き出したら、原則として即時に口座から引き落としがされるのです。

つまり、日本でキャッシュカードを使うのと同じ使い勝手と言うわけです。
クレジットカードのキャッシングでは発生する金利も、Visaデビット付キャッシュカードでは発生しません。
口座の残高の範囲内でしか使えないので、お金の引き出し過ぎの心配もありません。

【引き落とし口座は円預金と米ドル預金の2種類】

海外で現地通貨を引き出す際の引き落とし口座ですが、日本円普通預金口座以外にも米ドルの外貨普通預金口座も選択可能です。
米ドルの外貨普通預金口座を指定すれば、通常よりも片道15銭有利な為替手数料で米ドルの外貨普通預金口座を利用できます。
万が一、米ドルの外貨普通預金口座の残高が不足する場合には、日本円普通預金口座から引き落とされますので、心配いりません。

■デビットカードとしても使えます

住信SBIネット銀行のVisaデビット付キャッシュカードは、デビットカードとしても使えます。
デビットカードとクレジットカードは、使い勝手としては大差ありません。
ただし、前述したようにクレジットカードが引き落とし口座の残高と関係なく「借金をする」感覚なのに対して、デビットカードでのショッピングは口座の残高の範囲内でしか利用できません。
使いすぎる心配がないわけですね。

【ポイントもつきます】

ショッピングでVisaデビット付キャッシュカードを利用すると、ポイントが貯まります。
従来のポイント還元率は0.3％でしたが、2016年10月より0.6％にアップしました。
デビットカードでポイントが付くカードが少ない中、還元率アップはうれしいですね。

【日本国内でも海外でも、ネットでもショッピングが可能】

Visaデビット付キャッシュカードは、普通のクレジットカードと同じ感覚でショッピングに使っていただけます。
「VISA」の使えるお店であれば利用可能で、利用の際も「デビットカードで」などと言う必要はありません。
日本国内のみならず、海外でも「VISA」「PLUS」のマークがあるお店やATMで、Visaデビット付キャッシュカードが利用できます。
さらに、ネットショッピングでも利用できるのです。

通常のクレジットカードと同様、16ケタのカード番号、有効期限、ローマ字での氏名、セキュリティコードが刻印されていますので、使い勝手としては変わりありません。
一部のネットショッピングでは、決済の最後に「VISA認証サービス」を導入しているところもあります。
ここでパスワードを入力する必要があるのですが、Visaデビット会員用ページの「VISA認証用サービス」から、パスワードの登録や変更が可能です。

■電子マネーサービスもある

住信SBIネット銀行のVisaデビット付キャッシュカードには、日本で初めて「Visa PayWave」を採用しています。
これは、日本の「iD」「QUICPay」のような電子マネーのようなもの、と考えていただければいいでしょう。
専用端末にかざすだけでお支払いが完了し、住信SBIネット銀行の口座から引き落とされる優れものです。
日本国内ではまだ専用端末を置いてある店舗は多くありませんが、海外では世界68の国と地域におけるVisa PayWave加盟店で普及が進んでいます。
専用端末にVisa PayWaveのマークが記載されていますので、もし見つけたら「ピッ！」とかざして決済する、スマートなお支払いをしてはいかがでしょうか。

■ローンカード機能もある

そして忘れてはならないのが、「ローンカード」としての機能です。
住信SBIネット銀行では、「MR.カードローン」と言うカードローンを提供しています。
その概要は、以下のようになっています。

申込条件：20歳～65歳の継続安定収入のある方
SBIネット銀行の普通預金口座を保有している、など
金利：年2.49％～7.99％（プレミアムコースの場合）
限度額：10万円～1000万円（10万円単位、プレミアムコースの場合）
借入方法、インターネット、モバイル、ATM
金利引き下げ：SBI証券口座保有またはSBIネット銀行住宅ローン利用→－0.5％
所定SBIカード保有でSBIネット銀行が引き落とし口座→－0.1％
資金用途：原則自由（事業性資金を除く）

【海外からでもお金を借りられる】

「MR.カードローン」のローンカードは、Visaデビット付キャッシュカードをそのまま利用できます。
うまく使えば、海外に居ながらにしてお金を借りられるという、他のカードローンにはできない使い方もできるのです。
手順としては、以下のようになります。

インターネットから借入の申し込みを行なう

→住信SBIネット銀行の円普通預金口座に借入金が振り込まれる

→Visaデビット付キャッシュカードを使い現地ATMからお金を引き出す（あるいはショッピングする）

これならば、海外で日本円も米ドルも口座の残高不足になったとしても、安心ですね。

■注意点を守って快適なカードライフを

住信SBIネット銀行の「Visaデビット付キャッシュカード」は、1枚でキャッシュカード、デビットカード、電子マネー、ローンカードの4役をこなす優れものです。
ただし、VISA加盟店であっても「高速道路料金」「航空機の機内販売」には利用できず、FX取引などでも利用できない場合もあります。
また、ガソリンスタンドでは利用してから引き落としまでに1～2週間ほど時間を要する場合もあります。
さらに、国内ATM、海外ATM、デビットカードとしての利用では、カードの挿入方向も異なりますので、間違えないようにしましょう。

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