A「おまとめローンを申し込む前に、ほとんどの金融会社において仮審査が行われるようになっています。
仮審査でまず審査されるのは、金融会社が提示している利用対象者項目です。
申し込まれる金融会社により条件は異なりますが、満20歳以上65歳未満で定期的な収入のある方、前年度の収入が200万円以上の方、当社指定保証会社の保証を受けられる方など様々なものがございます。
これらを必ずクリアしなければなりません。
おまとめローンの仮審査を行う目的は、消費者本人の確認と利用資格の有無の確認、個人信用情報機関に必要な個人情報の提供を行う事なのです。
仮審査の段階で個人信用情報機関に申し込み履歴として登録されてしまうと思われます。
そのため、軽い気持ちでおまとめローンの仮審査は受けない方が良いでしょう。
仮審査以外に返済シミュレーションをよく見かけることがありますが、出来ればこちらの利用も避けた方が良いです。
名前、生年月日、住所などの入力を必要とする返済シミュレーションは、出来るだけ避けた方が良いと思われます。
そして、仮審査に受かることが出来たからといって、必ずしも本審査で受かり融資をしてもらえると言うわけではございませんので、その点にもご注意ください。
「仮審査」について絶対知っておくべきこと
◆お試し診断と混同しないように
主に消費者金融で行われている「お試し診断」。これと混合しないように気を付けてください。
(「お試し診断」についての詳しい内容はこちら⇒必見です!信用情報に傷をつけずに、『審査の合否を知る方法』)
お試し診断は履歴に残ることなく合否の目安を表示してくれます。しかし、仮審査の場合は信用情報機関に登録されます。
仮審査はスコアリングと似たような意味合いで表現されます。
名前はもちろん、生年月日・年収や勤務先なども必要になってくるので、それによって点数化され基準を満たしていなければこの時点でアウトです。
お試し診断は個人情報を入力しないので目安を知ることができますが、仮審査は申し込みです。
HPなどでお試し診断と申し込みがわかりづらいことがあるので十分に気を付けてください。
◆仮審査で通っても本審査で落ちることは実際にある
仮審査で通ったから「これでもう安心だ!」と安堵する方がいらっしゃいますが、本審査に通るまで油断はできませんよ。
実際に、仮審査で通っても本審査で落ちることはあります。
仮審査と本審査の違いは、「信用情報機関の登録情報と照らし合わせる作業」が主でしょう。
ブラックリストに入っている方がどさくさに紛れて仮審査に通ってしまうこともあるので、それをしっかり判断するのが本審査というわけです。
返済を踏み倒していたり延滞が多数ある方は特に注意です。
仮審査はあくまでも「仮」ということを頭に入れておきましょう。
詳細はこちら⇒Q.仮審査で通ったのに本審査で落ちるのはどういうとき?
おまとめローンの審査に通れないのはなぜ?
借入においてもっとも重要であるのは、過去の返済ステータスです。毎月の返済が遅れてしまっていたり、先方からの催促があり無視したりしていますと、これが原因となっておまとめローンの審査に落とされてしまう可能性があるのです。
遅延を頻繁に繰り返している方や催促を無視し続けていると返済してもらう事は難しそうだと業者に判断されて、断られてしまうのです。おまとめローンの審査の際に必ず確認される信用情報に返済ステータスなどが登録されており、こちらの情報はすべての金融機関で共有されているという事を頭に入れておいてください。
もう一つあげられることは、収入についてです。収入が不安定な方や十分な収入を得ることが出来ていない方ですと、審査に落とされてしまう可能性が高いです。複数ある借入先を一つにして返済をしてもらわなくてはいけませんので、それに見合った収入を得ていない方ですとやはり審査は厳しくなる傾向にあります。これはおまとめローンに限ったことではありませんが、収入が安定していない方ですと返済能力がないと判断されてしまいますので、お気を付け下さい。
最後は、借入総額が原因で落とされてしまうといったもので、特に消費者金融から借入をしている方が消費者金融のおまとめローン審査に通れないことが多いです。なぜなら消費者金融は総量規制の対象となっているためです。こちらが大きなネックとなってしまいお申し込みが出来ないというケースが多いのです。おまとめをご検討されている方は、消費者金融ではなく銀行系にお申し込みされてみることをお勧め致します。
まとめ|仮審査と簡易診断の間違いに注意!
仮審査とは、本審査にいくまでに大体のスペックをチェックすることです。
多くの場合スコアリングしているといわれています。
その後、信用情報に問題がなければ審査通過となります。仮審査の段階で落ちる人は、極端に属性が低い人です。例えば、無職、借入件数が多すぎる、年収の3分の1以上借りている、など。大まかなプロフィールでもわかりやすい禁止事項を冒していると審査には通りません。
一方、簡易診断というものが同じHP上によく見られるかと思います。これは申し込みではなく、簡単に判断してくれるものです。年収と借入件数など簡単な項目しか入れないので、目安となります。個人情報を一切入力しないので、安心して審査の目安を知ることが出来る便利なものです。
しかし、同じHP上に並んでいたりするので間違えてしまうこともあります。個人情報を入力した時点でそれは申し込みですので、申込するつもりなく簡易審査だけで済ましたいという人は間違えないように気を付けてください。