派遣の契約期間がもうすぐ終わるなら
派遣社員や契約社員の人は、一定の期間の間だけ契約を結んで、契約期間が終わったら契約が終了することになります。
契約が終了した後は、契約が更新されたり、失業をしたり、正社員になったりします。
例えば、3ヶ月ごとの契約更新となっている仕事なら、3ヶ月が経過したら失業をしてしまうリスクがあります。
3ヵ月後に契約が更新されたとしても、また6ヵ月後に失業をするリスクがあります。
派遣社員は正社員よりもコストがかかると言われていることもありますが、それでも会社が派遣社員を採用する理由は、いつでも契約を切れるということにあります。
正社員は一度採用してしまうと正当な理由がない限りは解雇をすることができず、定年まで働くことが予定されています。
それに対して、派遣社員は契約期間中は正社員と同じで正当な理由がなければ解雇ができませんが、契約が終われば契約を更新するかどうかは自由に決められます。
忙しい時期にだけ派遣社員を雇って、仕事の量が減ったら契約を更新せず、解雇をするということができるのが会社にとっての派遣社員のメリットです。
派遣社員の人は、契約期間が終わりかけたら失業をしてしまう可能性があるので、準備をしておかなければなりません。その準備の1つとして、カードローンを作っておくことがおすすめです。
（⇒職業別のオススメ）
失業をしたらカードローンが必要になるの？
貯金をたくさん貯めてある人なら、失業をしてもしばらくは余裕のある生活が送れます。
カードローンの金利は高めなので、カードローンで借りるよりも貯金を切り崩したほうが賢いでしょう。
しかし、派遣社員の人は貯金をしていないという人も多いと思います。
失業給付を受ける条件を満たしているなら、3ヶ月から1年程度は失業給付を受けることができます。
しかし、失業給付で受けられるお金は、直近6ヶ月でもらった平均給料の4割～8割程度です。
失業給付では生活をするのでギリギリという人も多いようです。
失業給付を受けながら就職活動をすることになりますが、就職活動には費用がかかります。
交通費や履歴書の写真代なども、20社、30社と受けるとなるとバカにならない金額になります。
また、スーツを持っていない人はスーツ一式を揃えなければなりません。
私服でOKというところに絞ると、選択肢が限られてしまうのでもったいないです。
就職活動を余裕を持って行うために、カードローンは1枚持っておくことがおすすめです。
就職が決まった後でもカードローンが必要になる？
面接に通過して内定をもらったとします。
しかし、給料が出るまでは生活に困窮するかもしれません。
また、仕事を始めてから最初の1ヶ月では、親睦を深めるために飲み会などに誘われる可能性もあります。
先輩が出してくれる可能性も高いですが、新入社員でもいくらかは出さなければいけないときもあります。
飲み会の費用については、クレジットカードで払うことができないことのほうが多いでしょう。
働き始めてから1ヶ月～6ヶ月くらいの間は、勤続年数の関係で銀行カードローンの審査に通らない可能性が高いです。
大手の消費者金融なら勤続年数が短くても借りられる可能性がありますが、それでも仕事を始めて1ヶ月という時期には難しいかもしれません。
審査で最も有利になるタイミングとは？
派遣社員や契約社員の人は、同じ会社でずっと働き続けることもあるものの、転職をする可能性もそれなりに高いです。
派遣で3年間同じ会社で働いたあと、転職をして新しい会社で1年間働いている人がいたとします。
この人が審査で最も有利になるタイミングは、勤続年数が3年だった時期になるでしょう。
もちろん、年収などの他の要素によっても異なります。
つまりは、この先転職をするかもしれない人は、そのタイミングでカードローンを作っておくのが一番有利なタイミングとなります。
有利なタイミングでカードローンを作ったほうが、低金利の銀行カードローンの審査に通る可能性も上がりますし、設定される限度額も高めになる可能性があります。
とある会社で派遣で働いていて、年収は300万円、勤続年数が5年というケースで、もうすぐ契約期間が終わるとします。
すると、次の仕事の年収も300万円だったとしたら、5年働いて勤続年数が5年になるまでは今よりも属性面で劣ることになってしまうかもしれません。
審査では年収、年齢、勤続年数、勤務形態、勤務先情報、個人信用情報、他社からの借入状況など、さまざまなポイントが影響してくるので一概には決められないということも付け加えておきます。
カードローンを作っておいて結局一度も使わなかったとしても、解約をしてしまえばよいだけであり、コストもかからず、デメリットもないので、契約期間終了前にはカードローンを1枚作っておくことをおすすめします。